2009年03月28日

サムライジャパンはなぜ勝てたか?

オリンピックで惨敗した日本野球が今回のWBCで
優勝できた大きな理由として、「サムライ」と
いう名前が大きいのではないか?

以前、脳神経外科医で、オリンピック水泳競泳団
のアドバイザーとしても有名な林成之氏が、星野
ジャパンがなぜ負けたのかこう解説していたのを
思い出します。

それは、チーム名に「星野ジャパン」という個人
名をつけたことが大きな原因であると氏は言って
います。

すなわち、チーム名に個人の名前がつくことに
より、自分のためだけでなく、その人のために
頑張ることが目標になるという。
これでは、世界の頂点を目指して闘っているよ
うな、人一倍プライドの高い一流選手は自分の
力を発揮しにくいというのです。

世界の肉食系の人種の人々とも闘わなければなら
ない試合においてはより目標を明確にして、
一流の選手一人ひとりが自分からこうしたいと
考え、決断するようなチーム名やチームづくりが
必要なのです。

王監督が率いたWBCの日本代表チームは「ドリーム
チーム」と呼ばれていました。
「王ジャパン」でも「イチロージャパン」でも
ありませんでした。

サッカーのオリンピック女子チームも
「なでしこジャパン」だったから、選手が思う
存分力を発揮しました。
男子の「岡田ジャパン」が敗退したのとは対照的
です。

今回のマスコミの報道でも、原ジャパンという
言葉がまったくなかったのはこういった教訓が
背景にあるのかもしれません。

そして、この「サムライ」こそ、誇り高き日本
を代表する言葉であり、「サムライ」になりたい
という、選手一人ひとりの憧れ、ロマンが見え
ないモチベーション、パワーになったのは間違
いないのではと思うのです。

僕にとっての
憧れってなんだろう?
ロマンってなんだろう?
posted by Rocky6 at 13:39| 東京 ☁| Comment(43) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月20日

なぜバッターは豪速球を打てるのか?


<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)



ピッチャープレートとホームベースの間の距離は
18.44メートル。
ピッチャーが時速150km以上のボールを投げた時
ホームベースに到達するまでの時間は単純計算で
0.45秒を切ることになる。

一方で、プロのバッターがバットをスイングするのに
かかる時間はおよそ0.2秒
また、脳が体に命令を下してから実際に体が動く
までの神経反応には約0.3秒かかるという
すると
脳がボールを見て「打て」と体に命令してから
実際にスイングを完了するまでには合計0.5秒弱
の時間を要する

理論的に考えれば、どう考えても150km超の豪速球
は打てないことになる

では、実際の場面で、150km超える豪速球でも
打ち返し、ホームランなんてこともあるのはなぜ
なんだろう?

ヒントは「イメージ記憶」

北京オリンピック日本競泳陣に対して、脳の使い方
の指導にあたった筆者が、脳神経外科の観点から
わかりやすく、脳の仕組み、使い方を教えてくれる

新書なので、700円というお手ごろ価格なのも
うれしいですね

「勝負脳」の鍛え方  林成之
posted by Rocky6 at 22:14| 東京 ☀| Comment(0) | お勧め本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月12日

負ける練習

ワークショップのアイスブレークでよく
「負けたら喜ぶじゃんけん」というのをやる

じゃんけんで負けた方が、
思いっきり喜ぶのである
恥ずかしさなど忘れて、
子供心にもどって
思いっきり喜んでもらう

そして、ティモシーガルウェイの
インナーワークの話をしたりする
(この話はまたの機会に)

先日のワークショップでも引用したのだが
それに通じるとても素敵な詩ががあったので
ご紹介

相田みつを

「負ける練習」

柔道の基本は受け身 
受け身とは投げ飛ばされる練習
人の前で叩きつけられる練習  
人の前でころぶ練習  
人の前で負ける練習です。

つまり、人の前で失敗したり  
恥をさらす練習です
自分のカッコの悪さを  
多くの人の前で  
ぶざまにさらけ出す練習
それが受け身です。

長い人生には  
カッコよく勝つことよりも  
ぶざまに負けたり  
だらしなく恥をさらすことの方が  
はるかに多いからです

そして
負け方や受け身の 
ほんとうに身についた人間が
人の世の悲しみや  
苦しみに耐えて
ひと(他人)の胸の痛みを  
心の底から理解できる
やさしく暖かい  
人間になれるのです。

そういう悲しみに耐えた
暖かいこころの人間のことを
観音さま、仏さま、 と
呼ぶんです

********

僕たちは常に「勝つ」ということが善と
教育されてきた
でも、もう少し「負ける」ことの意味

いや、勝つとか負けるとかそんなものを
超越した世界があることを認識する
必要があるのかもしれない

posted by Rocky6 at 00:39| 東京 ☁| Comment(1) | セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月03日

根さえしっかりしていれば

2か月に1度くらいの割合で
相田みつをの詩集を読む

その時々で、琴線にふれるものが違うのだが

今日、僕の心の琴線にふれた詩

***
根さえ
しっかりしていれば
枝葉は
どんなに
ゆれたって
いいじゃないか

風にまかせて
おけばいい
***

しっかりと
根をはった
人生を歩みたい
posted by Rocky6 at 20:34| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

葛藤の統合


年末の、NLPプラクティショナーコース第4講のメインワークは
「葛藤の統合」

昨年、1年前初めて受けた時は、そんなにインパクトを感じ
なかったワークだったのだが・・・・

今回は、かなり深いものを感じた

で、リソースパーソン間で話題になったのが、
本日ご紹介の本

「コア・トランスフォーメーション:
癒しと自己変革のための10のステップ」

コア・トランスフォーメーション:癒しと自己変革のための10のステップ



葛藤の統合とは
徹底的に、現在自分が行っている行動(ここでは、
まずはネガティブな行動)の背景にある、肯定的意図
を探り、最終的にポジティブな行動と統合し
自分の中にいれていくワーク

いきなりこの本を読んでも、わけがわからないかもしれないが
実際にWorkを受けた後で、読むと
実感します

NLPを深く極めたい人であれば、一度は読んでほしい本かも

「人生における大きな決断は、概して、意識した意志や
正当な理由から導き出されるよりも、直感や未知の無意識的
な要素にかかわる部分が大きい」C.Gユング

無意識の世界をもっともっと探究してみたくなりました


posted by Rocky6 at 10:08| 東京 ☀| Comment(0) | NLP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月02日

書き初めbyマインドマップ

今日は、マインドマップで書き初めを・・・

今年の大まかなチャレンジ項目を記してみました。

 

今年は、昨年までに蓄積・体得したNLP、マインドマップ、

算命学の知識、を統合して、アウトプットしていきます。

 

1月の友人とのジョイントセミナーを皮切りに

2月には、NLPに算命学の知恵を導入したオリジナル
願望実現セミナー

また、久しぶりにマインドマップの講座を開催する予定です

 

マインドマップ基礎講座ももちろんトニーブザン公認の
インストラクター
として正式に行う講座。
正式な認定証を出します。

ただし、僕の場合「基本+NLPの要素」も随所に織り交ぜ
効果的な講座構成
にしてあります

こうご期待

 

さて、写真のマインドマップ(すいません、残念ながら
うまく添付できませんでした・・・ミクシーなら
うまく添付できたのですが・・・・)ですが、細かい
内容はともかく、


ポイントは「福禄寿官印」をちりばめているところ

これも先日の干支同様

算命学的には「深〜い」意味があるのです

 

算命学では人間の幸運を五種類に分けて、

それを「福禄寿官印」と呼びます。

福禄寿だけでも幸福感にひたれますが、

それに官と印が加われば怖いものなしと

言われています。

 

この辺はまたの機会に、

実はこのへんの要素と、NLPを組み合わせて

面白いWorkを開発しました

 

結構いいWorkです

2月の願望実現セミナー(仮称)に公開予定です

posted by Rocky6 at 21:06| 東京 ☀| Comment(0) | セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月01日

算命学的新年あけましておめでとう

新年あけましておめでとうございます

さて、算命学を学んでいると干支というのは
一つの大きなキーワードになります
60年周期でまわる干支
すなわち、
甲乙丙丁・・・ の十二支
子丑寅卯・・・ の十干
の組み合わせの中で

今年の干支は
「己丑」(こちゅう、つちのとうし)

になります

「己」(き)(つちのと)
というのは、かがまった糸のもつれを伸ばして、
規律を正すことを意味します。
また「己」は「き」とも読み、
己を正して筋を通すという意味があります。

また、
「丑」(うし)
の字は、母の胎内にいた赤ん坊が
体外へ出て今まで曲がっていた手を伸ばす
というところから「始まる」「結ぶ」という意味がある、
といわれています。
寒気が解けるのを待ち、今まさに手を挙げて仕事を始めるべき
ことを表してます。
さらに言えば、
丑は、物事が動き始めたものの、いろいろな問題が起こるので、
それを創造的な方向に発展させるよう、力を合わせて努力すべき
ことを表しています


以上を統合すると
「己丑」の今年は、仕事に対しても正しい指導を通して、
物事の乱れを治めていくことによって、
大いなる発展が期待できる――とのことです。
善きにつけ悪しきにつけ、煩雑化し混乱している状態を
整理し、基本的な考え方(原理原則)を明らかにした上で、
いよいよ筋を通して体制を立て直し、秩序と規律を取り戻す
活動を始めるのが己丑(きちゅう)と言えます

時はまさに、100年に一度と言われるほどの混乱の時代
でも、こういう時こそ
原理原則を見つめなおし
自分の在り方を徹底的に掘る必要があるのでしょうね

今年も皆さんにとって良い年でありますように
posted by Rocky6 at 22:23| 東京 ☀| Comment(0) | 東洋哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月23日

何でも喜ぶゲーム

鍵山秀三郎氏の「凡事徹底」という本の中でも紹介されている物語。
「少女パレアナ」

少女パレアナ (角川文庫クラシックス)


最初にこの本を読んだ時涙が止まりませんでした。
久しぶりに読み返してみて・・・・

物語の中で、パレアナはたった1つのことを実践することによって自分が幸せになったばかりか、周りの人たちに幸せの輪を広げていきました。

それはパレアナにとってはゲームでした。「何でも喜ぶというゲーム」でした。
幼いころお人形がほしかったパレアナは、
お父さんにおねだりしました。


お父さんは、教会に行き、お人形がもらえるように
お願いしたが叶わず、
教会の係りの人からかわりに松葉杖を受け取りました。

こんな状況の中、お父さんはパレアナに
「なんでも喜ぶゲーム」をしようと
ゲームを始めました。

松葉杖をもらったパレアナは当然喜ぶことができませんでした。

だから、お父さんにゲームの答えを最初に教えてもらいました。
「杖を使わなくてもすむから嬉しい」
という答えを・・・

その後、パレアナは、つらいことに直面するたびに、
お父さんの教えを守って、
この「なんでも喜ぶゲーム」を愚直にやり続けました。

今の僕らがこのゲームを始めたとしたら・・・

「いろんな事が出来上がっていなくて嬉しい」
「試行錯誤の繰り返しで嬉しい」

何故なら
「これから僕らが作り上げていく楽しみが残っているから」
でしょうか・・・

振り返って、なぜ僕は、パレアナの物語に感動させられたのだろう? それはキット、ほんの小さなことでもいいから、愚直にやり続ける姿に感動したのだろう

人を幸せにするって、テクニックとかスキルではなく、一つのことでいいから、
何かを愚直にやり続けることなのかもしれない


もちろん、テクニックとかスキルも大事
でも、それ以上に人を揺れ動かすものは・・・その人の「生き方とか在り方」なんだと

少女パレアナの物語はそんなことをあらためて僕に教えてくれました
posted by Rocky6 at 13:16| 東京 ☁| Comment(0) | お勧め本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月20日

三毒

人間には、百八つの煩悩があるという。
この煩悩が、人間を苦しめる元凶だと、
お釈迦様は説く。

また、その煩悩の中でも最も強い煩悩が
「貪欲」
「怒り」
「愚痴」
の三毒だそうだ。

人間だから、生きていく上で煩悩も必要だし
お釈迦さまも、すべての煩悩をなくせとは言っていない

ほどほどにね!

と言っている。

ただ、すくなくと
「貪欲」「怒り」「愚痴」
の三毒は
自分の中でコントロールできるようになりたい
posted by Rocky6 at 21:37| 東京 ☀| Comment(0) | 東洋哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

心の庭

「原因と結果の法則」で有名になった、ジェームスアレンが、
「心を整える」ということを次のように表現している。

*********
人間の心は庭のようなものです。
それは知的に耕せれることもあれば、
野放しにされることもありますが、
そこからは、どちらの場合にも必ず何かが
生えてきます。
もしあなたが自分の庭に、美しい草花の
種を蒔かなかったなら、
そこからはやがて雑草の種が無数に舞落ち、
雑草のみが生い茂ることになります。
すぐれた、園芸家は、
庭を耕し、
雑草を取り除き、
美しい草花の種を蒔き、
それを育み続けます

私たちも、
もし素晴らしい人生をいきたいのなら、
自分の心の庭を掘り起こし、
そこから不純な誤った思いを一掃し
そのあとに清らかな正しい思いを植えつけ
それを育み続けなくてはなりません
*********

稲盛氏はこの文章をとりあげ、

このようにして心を整えることで、
ともすれば私たちの心の中にもたげる、
欲にまみれた心
憎しみにまみれた心
怒りに満ちた心を取り除き、
慈悲の心、
愛の心といった美しい「花」を咲かせることができる

といいます。

一度しかない人生
美しく、奇麗な「花」を咲かせると同時に
その美しい花を支える
しっかりとした根を張りたいと思うのは僕だけだろうか?
posted by Rocky6 at 21:32| 東京 ☀| Comment(9) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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